【GRIT教育】継続力が身につくやり抜く力の高め方

2021-06-14

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毎日継続する。それは信じられないほど遠い場所へ移動する方法だ。

英単語を1日6単語。1年継続したら2,190単語習得できる。高校入試に必要な語彙力はおよそ2,000語ほどと言われる。難関大学は6,000~7,000単語ほど必要と言われている。

毎日学んだことを、ツイッターに2個投稿する。すると1年で102,200文字。大体ビジネス書1冊分になる。

毎日1000円。年利7,1%の投資商品に投資し続けると15年後には1,000万円になる。40年後には8,100万円になる。1973年から2018年までの長期的なS&P500の利回りは年平均で7.1%だ。

毎日10分ヨガを継続したら、ダイエットに成功したたけでなく姿勢改善、肩こり腰痛からもからも解放された。

毎日10分筋トレをし続けたら、すごく筋肉がついた。自信もついた。鬱っぽさもなくなった。体調も良くなり仕事の成果も出るようになった。

こんな話、いくらでもあるだろう。話を聞いたら自分もやろうって思う。それくらい、継続ってものには疑いようもないほどのメリットがある。

親としても、自分を高める努力を怠らない。打ちのめされても絶対たちなおる。何度も何度も繰り返し継続できる。そんな子供にもなって欲しいと思いますよね。

でも知識もなしにそんなスーパーマンにはなれません。

些細なことでいえば、日記や読書、ダイエット、筋トレが続かない。人生を左右する大きなものでは、レベルの高い受験や大きな大会への努力や、就職活動、営業、夫婦関係、子育てといった至る所でやり抜く力がなければ失敗してしまう可能性があります。

人生の成功や幸せにおいても、長い目で見れば才能よりも重要なのはやり抜く力。そう、GRITです。OECDとよばれる経済協力開発機構が教育や将来の成功、幸せについての研究をまとめたレポートには次ような結論が載っています。

・子供が、早い段階で非認知スキルを育てていないと教育効果は限定的になる。
・子供の将来の成功、ひいては社会全体の進歩には、認知スキルと非認知スキルの両方をバランスよく育てる必要がある。
・子供の将来の成功に大きく繋がるのは非認知スキルであり、自己効力感、社会性、自己コントロールスキルがキーになる。

と言った具合です。今述べた結論には、非認知スキルというワードが沢山出てきましたよね。この非認知スキルは、目に見えないスキル。つまりGRITが含まれています。

このレポートでは子供の成功と書かれていますが大人でも誰しもが非認知スキルを高めるべきなのは明らかです。

僕自身も、GRITを高めたことによってブログを書いたりし続ける事ができる。

どうやったらそれが実現できるのか。成功や幸せに大きく繋がるGRITの高め方を紹介します。

GRITは、環境があると楽。

では、まず最初に抑えておきたいポイント。GRITは波がある。周りの環境に、大きく左右されるという事を知っていてください。周りにGRITが高い人が多いとなんの努力もなしにGRITは高まります。

人はミラーニューロンという神経細胞がある。このミラーニューロンのおかげで人は見るだけでマネして能力を習得してくことができます。誰かがやり抜く姿を見ていれば、自分もやり抜くことが出来るようになります。両親がそんな人だったら最高です。四六時中一緒にいる事が出来るので。つまり、自分が親となった時にはやり抜く姿を子供に見せてあげる。これだけで最高の親に近付けます。

しかし現状、自分にGRITはない。という人も大丈夫。自分で環境を作る事が出来ます。

どうやって環境を作ればいいかと言うと、GRITの高い人が集まる場所を見つければいいんです。読書や勉強は、カフェや図書館で長時間頑張ってる人のそばや正面の席で行う。仕事は、仕事のできる人の側に席を移る。料理やダイエット、筋トレなどもGRITの高いコーチや仲間と行うと自分もGRITが、高まります。

こうした環境に身をおけるならそうするに超したことはありません。なんせ楽ですから。でも自分に合ったGRITの高い環境がなかなか見つからない。なんなら逆に足を引っ張る環境で、同僚や仲間のGRITが低い。こんな環境だと、自分のGRITも低くなってしまい最悪です。

人によっては、YoutubeやSNS、TVや本の登場人物を私淑する。つまり影響されてGRITを高める環境を作れる人もいるでしょう。(僕は、本の著者が一人で作り上げた大作に触れるとやる気が出ます。)

環境は、出来たら活用する。無理なら1人でグリットを高めるという戦略を取りましょう。自分の努力と正しい技術でGRITは、高めていくことができます。

GRITを高める要素。

GRITはこの4つが高まることが重要です。

  1. 興味
  2. 練習
  3. 目的
  4. 希望

この4つです。ひとつずつ見ていきましょう。

興味が物事を始めるキッカケ。

まず1つめ。興味。これが無いことにはGRITどうこう以前の問題ですね。物事のスタートは何事も興味を持つことです。

スポーツや絵、読書でもなんでも興味を持つからこそ視野に入るというものです。とはいっても、例えば、受験勉強や仕事のスキル取得といった大切なのに興味が持てない時はどうするか。

その対処法は、とにかく知ることです。知らないものに興味は出ません

どんなメリットがあって、どんな面白さがあって、どうやったら自分でも続けられるのか、どうすれば目的を達成できるのか。事細かに知れば知るほど興味は出てくるはずです。

苦手は、大抵無知が原因です

受験勉強が嫌いなのは、面白さが感じられないから。やらされているからかも知れません。どうすれば楽しく勉強できるのか。親にやらされるんじゃなくどうすれば自分から取り組めるか。を考えて知ることが出来れば興味は湧いてくるはずです。

教科書は大抵面白くないので、ユニークな参考書や、教え方がツボな先生や、共に競って楽しめる友達なんかを見つけれると最高です。そして自分のペースや取り組むタイミング、場所を見つけて無意識で取り組めるくらい習慣として落とし込めれば苦手とは感じなくなります。

自分を高める本物の練習は奈落のようなもの。

それでは、GRITを高める2つめの要素は練習です。なんだ。そんなことかと思うかもしれません。しかし、ただの練習ではありません。デリベレートプラクティス(Deliberate practice)と呼ばれる意図的な練習です。

このデリベレートプラクティスとは、簡単に言うと「昨日の自分を上回り続ける事」です。これを達成し続けることがGRITの鍵です。なんならどの分野のプロフェッショナルにでもなれる方法とも言えます。

なぜデリベレートプラクティスが必要なのかと言うと、ただ漠然と作業しているだけでは、GRITを高める要素である目的や希望が高まらないからです。この目的と希望はGRITを高めるには欠かせません。

まず興味を持ち、楽しみながら練習する。そして上達してくると目的が出来てくる。「もっと上手になりたい」「あれが出来るようになりたい。」といった目的が出来てきます。

そしてできることが増えてくると、「もっとカッコイイと思われたい。」「人の助けになりたい。」「将来これで生きていく。」といった希望がみつかります。

何故なら自分が頑張れば、その希望に手が届くと思えるようになるからです。この思考にたどり着くためには、自分のレベルが上がり続ける必要があります。

そこでデリベレートプラクティス。自分のスキルを上回る目標を設定して、達成し続けること。これが重要なのです。

しかしまぁ、これを続けるのは驚くほど大変です。ですが、大丈夫。役立つ技術があります。
デリベレートプラクティスに役立つオススメの技術に、実行機能を強化するトレーニングと、習慣化の技術をかけ合わせる事です。

自分の感情をコントロールし行動を選べる。その能力を実行機能という。誘惑に負けない。目的のために努力できる。そんな能力の事だ。

そしていくら感情をコントロールできても行動を継続できなければ意味がない。そこで役立つのが習慣化のテクニックです。何事も続けることが出来なければ無駄ですからね。こちらの記事でまとめているので活用してください。

目標と希望は、後から勝手についてくる。

こうして技術を活用し、デリベレートプラクティスを継続する。そして自分のレベルが上がると、GRITを高めるのに重要な3つめの要素。目標が高度なものになっていきます。

「あれが出来るようになりたい。」「あいつに勝ちたい」

といった欲求が勝手に湧いてきます。その心に従い継続を続ける。すると4つめの要素である「希望」に自分がどんどん近づいていく実感が得られるはずです。

興味と練習と目的が研ぎ澄まさレベルが高くなるに、つれ希望になっていくんです。

親が子供に出来る事。

子供のGRITを高めたい。そんな時、親ができる事は何か?

それは「賢明な親」になる事です。「愛情表現豊か」かつ「厳しく」子どもに接する親のことを、心理学では「賢明な親(毅然とした親)」といいます。

愛情表現豊かな接し方は、「子どもと一緒に過ごす時間を持っている。」「子どもの感情が高ぶっている時、子供と絆を深めるチャンスだと思ってちゃんと話ができる。」「子どもの気持ちを一緒になって共感してあげる」「ルールは一緒になって決める」といった行動です。

そして、厳しい子供の接し方としては、「子どもが望む時だけ手を貸す。」「すぐに口を出したり、手を貸さない。」「子どもがあなたと決めた約束を守らない時,その約束を何度でも教えて子供の力で守れるように促す。」「子供が1度決めたことは、最後までやらせる。」こういった接し方が賢明な親といわれるものです。

一度決めたことを最後までやらせる。という部分は子供の伸ばしたいスキルや優先するものによっては必要ないでしょうね。

親の接し方が、子どもの性格に大きく影響を与えることは、科学的にも証明されています。

愛情表現が乏しい。しつけをしない。といった母親は「無関心な親」。
愛情表現が豊か。しつけをしない。といった母親は「寛容的な親」。
愛情表現が乏し。しつけに厳しい。といった母親は「独裁的な親」。
愛情表現が豊か。しつけに厳しい。といった母親は「賢明な親」。と分類されます。

「無関心な母親」は、愛情表現に乏しく、しつけもしないため、子どもは無力感を味わいます。しつけをしないことは、優しそうに見えるかもしれませんが、その逆です。子どもが愛情を欲しいときに何も与えられず、困っているときに助けてもらえない。そのような状態が続くと、子どもは「学習性無力感」に陥ります。(Seligman,M.E.P.)「学習性無力感」とは、自分は何をやってもダメだと、やる前から諦めてしまう状態のことです。その結果、子どもは無気力無関心な性格になります。

「寛容的な母親」は、愛情表現が豊かなため、子どもが欲求不満になることはありません。しかし、しつけについては厳しくないので、順番を待ったり、ルールに従ったりといった社会的な経験が少なくなります。その結果、子どもは自己中心的な性格になります。

「独裁的な母親」は、愛情表現に乏しく、しつけは厳しいため、子どもは欲求不満になる可能性が高くなります。その結果、学校、幼稚園や保育園などで、自分の行動をコントロールするのが苦手な子どもになります。いわゆる「協調性」のない子どもです。

「賢明な母親」は、愛情表現豊かで、しつけも厳しいため、子どもは自分の意見をもちつつも「調性」のある性格になります。先に紹介した、「やり抜く力のある子どもの母親」は、これに該当します。また、賢明な母親が与える、子どもへの良い影響は、「やり抜く力」を高めることだけではありません。

約1万人のアメリカの10代の子どもたちに、親の行動に関するアンケートをとったところ、性別・民族性・社会的地位・婚姻区分にかかわらず、「賢明な母親」をもつ子どもたちは、

・学校の成績がよい
・自主性が強い
・不安症やうつ病になる確率が低い
・非行にはしる確率が低い。

ことがわかったそうです。このように親の接し方で子供の性格は、変わります。子供の成功を願うなら是非賢明な親になるように心がけてください。

ただ、一つ注意も必要で、自分が賢明な親だと思って行動していても子供が独裁的だと感じるようではだめです。しっかり子供を見てその子に合った言葉遣いで接してあげてくださいね。と、いうわけで子供のやり抜く力が育つ教育方法でした。

【要点をまとめろ】

【メリットを再度伝えろ】

【手軽にできるものを念押ししろ】