自分らしく生きられるようにする為には、時間割や集団行動の幼稚園は不向きなのでしょうか?

2021-06-14

そうは思いません。

ルールの中で最大限の工夫できる環境こそが、自分らしく生きる事に繋がると思います。それは時間割や集団行動といったシステムではなく、先生の質。教育の質がキーだと思います。

学級崩壊するクラスの先生は、場当たり的な、子供を縛る指示をする事が多いそうです。

「校庭の石を拾います」「ゴミがあればそれも拾ってゴミ箱へ」「埋まってる石は掘らなくていいです」「枝や葉っぱも拾ってください」「ガラスには気を付けて」「バケツを持ってきてその中に石を入れて」「バケツは玄関にあります」「○○君とってきてください」「終わったら手を洗ってください」

曖昧なルールしかなく、いちいちルールを追加されてたら、自分で工夫しようとは思えません。自由もなく、鬱憤もたまり次第に先生への信頼も失われる。そして崩壊。libertyではなくfreedomへと走る。

そこまでいかずとも、抑圧され続ければ《自分らしく》とは程遠い結果になります。 「バケツ持って校庭の石を30個拾います。5分以内ね。5分経ったら笛を吹きます。終わったらここに集合。はじめ」

明確なルールを最初に提示し、それを貫く。子供を縛るルールではなく、目的達成の為のルールです。そこに工夫する余地が出来ます。つまり自由に自分らしく生きられる場所が出来るわけです。そしてそれを見つけてくれて褒めて伸ばしてくれれば最高。

こういった教育が出来る人の元に子供を送り出せるかが肝でしょう。
子育てのやり方は確かに大事だけど、一番大事なのはやはり人ですね。

参考になる記事


本書の価格は1,250円。Kindle Unlimitedは月額990円(初月無料)。圧倒的にUnlimitedに登録したほうがお得です。しかも200万冊以上の電子書籍が読み放題。僕も愛用しています。読み放題対象のオススメ育児書もまとめたので良かったこちら参考にしてみてください。

※質問は、Instagram(@deve_akahori)のStoriesにて、定期的に受けています。 気まぐれに募集するのでタイミングが合えば気軽にどうぞ!